こんにちは!シンです!
恐らくこの記事を見ているあなたは資格勉強に興味を持っているか、今取り組んでいる方だと思います。
”社会人はただでさえ忙しいのに、その上プライベートで資格勉強を続けるなんて無理。”
そう思って諦めている人。もしくは、今資格勉強中でモチベが保てなくて挫折しそうな人。
そんな人のために今日はコミットメントと一貫性という心理学の概念についてお話しします。
このコミットメントと一貫性は、人は一度示した発言や決めた態度の方向性に対してそこの一貫性を保とうとする性質があるという心理学の考えです。 |
これ、まさにアメリカの公認会計士試験を勉強している時の僕が知らずと応用して使っていた概念でした。
この資格を取りたいと思ったその日から、僕は周りの人に絶対この試験受かるから!って公開してました。
これもし落ちたら恥ずかしいから言えない人って多いと思うんです。僕もその気持ちは分かります。笑
でも、僕はこうやって周りに受験勉強をして合格を狙っていることを言うことで、まさにその”発言”と一貫して最後まで勉強を続けて合格出来ました。途中で挫折しそうな時もあったけど、そんな時こそここで諦めたら周りに約束してたのと違う話になる。頑張らなきゃ。と踏ん張れる力をくれました。
今、何かの資格勉強で諦めそうな人。でも結局は受かりたい気持ちがある人。
”思い切って周りに自分がその資格を絶対合格すると約束してみて下さい。”
コミットメントと一貫性が働いて、もう一踏ん張りできるガソリンになるはずです。
目標達成のために本当にオススメの方法です。
。
。
他はどんな場面で使える?
ちなみに、この心理学の法則はいろんな場面で応用が効きます。
———————–
例えば、営業をかける時。まずはお客さんから始めに“小さい同意を貰う”ことにコミットします。
車を売る場面で仮にお客さんが遠方からお店に来ていたとします。
そしたらあなたは, ”今日はせっかく遠くからお越しになられたので、目星くらいはつけて帰らないともったいないですよ〜!”と冗談混じりに言います。
そしたらお客さんの頭の中では、”そうだよな。あんま頻繁に来れるわけじゃないし買った方が良いかもな”という思考を頭でよぎらせます。
————————
ここですでに、もう車を買うことに対しての最初のコミットメントが出来ているわけです。
こうするとお客さんは”車を買う”と言う行為に対してコミットメントを見せる傾向が出ます。
”つまり、最初の一歩・一手が大事なのです。”
ここを掴めれば後は法則に則ってお客さんが動いてくれる時が多いということです。
こんな感じでビジネスで応用が効きます。
このコミットメントと一貫性に関しては、この”影響力の武器”と言う本で詳しく紹介されているのでオススメです。
。
影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか [ ロバート・B・チャルディーニ ]
まとめ
”コミットメントと一貫性”とは、”人は一度示した発言や決めた態度の方向性に対してそこの一貫性を保とうとする性質がある”という考え。資格試験でも、ビジネスの場面でもこの法則を利用して自分の目標達成のために有利な環境を作れる。ただ、一貫性を作る上での最初のコミットはいろんな形があるので、どんな初歩のコミットメントをすれば自分に一番ハマって一貫性が発揮されるのか考えるべき。 |