ドラッカー 『答えのない時代』をどう生きるか
概要: 皆さんも当然知っているであろうドラッカーがインタビュー形式で色んな切り口の質問に答えていく。
ドラッカー 「答えのない時代」をどう生きるか 「自分の言葉」で語り、考えるヒント (単行本) [ 金山 宣夫 ]
”マネジメントの父”と言われるドラッカー。抽象度高く現代において何が重要なのか、現代人はどんなスタンスでこれからを生きていけばいいのかヒントを与えてくれるような本。
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メモ:
“唯一無二になるとは” 『学者』と『新聞記者』と『教師』。例えば、このうちいずれかになるというのではなく、これらの顔を全て合わせ持つような存在になること。一見、ばらばらに見える役割をいくつも掛け合わすことが大事になる。 まさに掛け算思考。自分の持っているものを掛け合わして希少性を高める。そして唯一無二になる。”オリジナル”を生み出す。 |
”物事を斬新な切り口で捉えるには” ”基礎的なデータや情報をかき回したり組み合わせたりして、独自の仮説や指標、物の見方や考え方を作り出す” 一見全く違うところにある点と点を見て関係性がありそうだと思うものを増やしていく。それを意識してまず練習。 |
・変化に敏感になりすぎない。 そう簡単に社会は劇的に変わらない。まずは足元のことを一生懸命する。必要に応じてその都度変化に対応していけばいい。”いたずらに未来を悲観せず、今何が出来るかを考える。” |
”知識は価値ではなく、一つの用具。” ”よい用具は高い価値を持つと言う意味で知識も価値を持つ。世界で最上のノコギリは僕にとって価値がない。なぜなら使い方を知らないから。ただ、その使い方を知っている人にとったら価値がある。知識も同じ。” |
感想:
響いたところをメモりました。抽象度高く語ってくれるので普段の自分がいかに視野が狭くなって毎日を過ごしているか確認出来ました。日々を全力で過ごす中で必然的に視野は狭くなりがちですが、定期的にこの本のように人生観とか、哲学的な考えに触れることで上手く抽象度を上げて今の自分を俯瞰してみることが出来るのがこの類の本の最大のメリット。
ドラッカー 「答えのない時代」をどう生きるか 「自分の言葉」で語り、考えるヒント (単行本) [ 金山 宣夫 ]
何となく毎日にスッキリしない人。。。
オススメです。