これからは攻めの経理の時代
これからは攻めの経理の時代

これからは攻めの経理の時代


経理というと、『決算を作って対外に公表する部署。』というイメージを持たれる方が多いと思います。

あながち間違ってはいません。

確かに伝統的な王道の経理は、事業活動を全て経営数字に落とし込み、決算を作ることが大きなミッションのうちの一つだと思います。

しかし、僕はこれにとどまらずに、把握した経営状況を受けてどのようにすればそれぞれの経営指標が良くなるのか、企業価値を最大化する過程で投資家や株主にとってどうすればより大きなメリットを与えれるのかなど、経営にもろに貢献する経理になりたいです。

一言で言うと経営者のビジネスパートナー。

例えば。。。

・あるプロジェクトが行われて事業として成り立ってきたのなら、投資対効果を図れるROICなどの経営指標を使って果たしてその投資は今回収出来てて、かつ利益やキャッシュをしっかりと会社にもたらしているのか効果の検証。

・売上が落ちている中でしっかり売掛金は回収できているのか。経営が厳しい局面こそ徹底した経営管理が大事な基盤となります。不況で得意先の倒産が多いせいで売掛の回収が滞っているなら、そこだけでなくCCC指標をより良くするための提言を持ってくる。

・未来の売上予測をベースにキャッシュの予測を立てる→その将来キャッシュを使って重点、もしくは成長投資する事業領域の算定・経営者と議論。

このように従来の経理より一歩踏み込んだ、ファイナンス的視点も持った攻めるビジネス経理になりたいし、これからの経理マンはここが目指すべき姿だと思います。

もちろん王道の経理の仕事である決算業務は大事です。

しかし、これからは決算業務はどちらかというと自動化が進むと予測されています。

これまで経理で良しとされてきたのは、速く正確に決算数字を作れることでした。

ここも難易度が高い仕事だし、実際に決算をやると大変さが分かります。

ただ、作業チックな部分が多く、それはAIの大好物です。

これから求められる経理は、ビジネスパートナー。

.

ガンガン経営の意思決定に入ってくる攻める経理。

.

カッコいいし、この視点を持ちながら普段の業務をすることで経営勘がより一層身につくと思っています。

僕は実は、経理という職種にこだわりはないです。

ただ事業経営をしてみたい。どんな規模でもいい。

こう漠然と思っています。

一歩一歩、積み上げていくことを大切に生きています。

昨日より何かしら少しでも成長してればOK。

以上、新卒2年目経理の語りでした。

読んでくださりありがとうございます!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です