幸福学の先生に、聞きづらいことぜんぶ聞く
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本の概要:
”幸せになるには?”をテーマに、幸福学という学問領域を専門に研究をする筆者の前野さん(東大卒、慶應大教授)が幸せになるためのものの考え方、そして日常で出来る実践的な行動の取り方について紹介。短期的な幸せじゃなく長期的な幸せを得るためにはどうすればいいか教えてくれる本。 |
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学び、メモ:
・自己開示の重要性: 自らの失敗談を相手に話し、自分が最初に自己開示することで相手もガードを落として聞き入る、 向こうも自分を開示して接してくれるようになる。→人間関係構築に繋がる ・良い孤独(孤高)と悪い孤独(孤独感): 孤独はただの考え方の癖。一人の時間の使い方、捉え方次第。孤独感は捉え方で孤高感、つまり幸福な孤独に変えれる。 ・ドーパミン的快楽だけは危険:ドーパミン(報酬ホルモン)は瞬間的な快楽を与える。例えば、ショッピング、アルコール、タバコ。これだけでなく、持つべきはオキシトシン(愛情ホルモン)。人との関係、愛を育む。愛情表現。感謝の念。→長期的な幸福度に繋がる ・友達の数ではなく多様性:「親密な他者との社会的繋がりの多様性と接触頻度が高い人は主観的幸福度が高い。繋がりの数は多様性ほどには主観的幸福度には繋がらない」 |
リンク
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感想:
いわゆる自己啓発的な抽象的なものの考え方じゃなく、研究者としてデータ、統計に基づいた幸せへのアプローチを教えてくれるので他のこの類の本より信頼感、納得感を持って読めました!それに加えて日々の行動、発言から具体的にどうすれば良いのかアドバイスをくれるので実践的な幸せの本だと思いました。長期的な幸せ。ちゃんとした恋愛でもそろそろしないとな。。とハヤタもケツを叩かれた気分でした、笑 |